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内科 循環器内科 呼吸器内科

呼吸不全(在宅酸素)

呼吸不全 在宅酸素呼吸不全とはひとつの疾患名ではなく、様々な疾患の結果として呼吸機能が低下した結果、血液中の酸素量が著しく減少し、十分なな酸素を臓器に送ることができない状態のことを言います。
原因となった病名と共に使う状態名のことです。
経過によって急性と慢性とに分けられます。
呼吸不全が起こりやすい年齢は、50~70歳代で、女性よりも男性に比較的多くみられます。

当院では慢性呼吸不全に対して、在宅酸素療法を取り入れており、慢性呼吸不全の改善だけでなく、患者さんの生活の質(QOL)に付いても、大きな改善をもたらしています。在宅酸素療法を始められたら、必ず定期的に診察を受けて、呼吸状態のチェックを行います。

慢性呼吸不全

呼吸は、息を吸う時に空気中の酸素(O2)を取り込み、吐く時に体内で産生された二酸化炭素(CO2)を排出します。この機能をガス交換といいます。肺の病気が進行すると、このガス交換がうまくできなくなり、呼吸不全の状態に陥ります。この呼吸不全が1ヶ月以上続く状態を慢性呼吸不全といいます。

原因となる病気(基礎疾患)

  • 肺癌、肺炎、肺結核、肺気腫
  • 慢性気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症、びまん性汎細気管支炎
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急性呼吸不全

急性呼吸不全は、呼吸不全の状態が急激に起こるものです。
風邪などの感染症によって、慢性型が急激に悪化する場合がほとんどです。この他に敗血症、神経筋疾患、重症の肺炎、間質性肺炎、気管支喘息の発作、気道閉塞、胸部打撲、やけど、ショックなどで、突発的に発症する呼吸不全の状態になる場合もあり、いずれも持続期間が1ヶ月未満のものが急性呼吸不全となります。